信州の山へ

新緑が美しい長野へ行ってまいりました。

今回は、友人のご主人に山菜採りへ連れて行っていただきました。
山を知り尽くした達人で、
歩きながら植物のことをいろいろ教えてくださいました。

森の中は、澄んだ空気と鳥のさえずりに包まれ、
深呼吸をするたびに心まで整っていくようでした。

この日採取したのは、ニリンソウとコゴミ。

可憐な白い花を咲かせるニリンソウはお浸しに、
やわらかなコゴミは煮物や天ぷら用に。

けれど、ニリンソウの近くにはトリカブトも生えていて、
葉がよく似ているため間違えてしまうこともあるそうです。

「必ず花が咲いているものを確認して採ることが大切」
そんな自然の中での知恵も教えていただきました。

そのほかにも、スギナやよもぎも採取。
春の若葉はとてもやわらかく、お茶にもできそうです。
自然の香りを感じながら摘む時間は、なんとも贅沢でした。

そして山菜採りの後は、友人のお宅で春の恵みをご馳走になりました。

柿の葉、藤の花、タラの芽、山椒など、
たくさんの野草の天ぷら。

ひとつひとつ香りや味わいが違い、
春をいただくとはこういうことなのだと感じます。

さらに、お赤飯やおこわ、サラダ、餃子までみんなで作り、
にぎやかで温かな食卓になりました。

自然の中で過ごす時間、
旬のものをいただくこと、
誰かと一緒に食卓を囲むこと。

それだけで、こんなにも心が満たされるのですね。
長野の春に、たくさん癒され、元気をいただいた一日でした。