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私は、20年あまり大学病院の看護師として勤務しておりました。
その時、頑張り過ぎている自分がいることに気づき、
病気になったことがきっかけで、いろいろ人生について考えることが
多くなりました。
そして、今までの生活とは異なる世界と出会う事になり
その中にアロマテラピーがありました。
勿論、アロマセラピーだけではなく、植物との触れあい、
植物を用いたハーブ料理など無限の楽しみを知ったのです。
仕事が忙しい時は、道端に咲いている花や樹木に目を向けること
さえなかったのですが、かれんな花や、
素敵な花にふれてリラックスすることができ、
気分が穏やかになることを体験したのです。
病気をしなかったら、このような体験やアロマセラピーとの
出会いもなかったように思います。
私にとってアロマテラピーとの出会いは、新たな世界が広がり、
心地よい香りが、不安な気持ちを落ち着かせ、
穏やかに私を包み込んでくれました。
一般的にアロマセラピーは、癒しやリラクゼーションと
思いがちですが、精油成分には、いくつかの作用があり、
メディカルアロマセラピーというものがあることを知りました。
精油は、薬剤ではないので取り扱いには十分に注意を
しなければいけないのですが、医療の中にもっと導入できない
ものだろうかと考えるようになりました。
アロマセラピーの世界があることを教えて下さった友人が、
つらい症状を改善するようにと、トリートメントオイルや消炎・鎮痛
作用のある軟膏を作って下さいました。
そして、少しずつではありますが、症状が緩和されていったのには
大変驚きました。
精油は、分子量が小さいため体の中へ吸収され更には、
血管の中へ入っていくという事を初めて知ったのです。
そして、彼女と一緒にメディカルアロマセラピーの
勉強をするようになり、女性がもつ様々なつらい症状を
何とかしてあげたい、役に立ちたいと思うようになりました。
様々なつらい症状をもつ方々にアロマの心地よさや
生活の質を上げるような暮らし方をお伝えできればと思っております。
また、アロマテラピーの知識をはじめ注意点などをお伝えし、
実践的な活用方法を提案して発信していきたいと思います。
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